◆デザインをプラスする考え方

リフォームは「元の状態まで回復させる」という意味を持ちます。そのため、古くなった内装を新しくすることがメインとなります。

一方、デザインリフォームは生活に合わせてより快適に変えるという考え方です。

クラシカルなデザインにするためにオーダーメイドのインテリアを装備したり、エアコンを使わずに自然の温度を利用するために自然素材を用いたりと、リフォーム前の生活よりも快適に過ごすためのリフォームといえます。

◆依頼する専門業者が違う

通常のリフォームは施工業者や工務店に依頼しますが、デザインリフォームはデザイナーに依頼することがほとんどです。

そのため、デザイナーが所属している設計事務所に依頼することが多くなります。また、デザインが重視されるため、施工料金とは別にデザイン料も必要です。

相場としては施工金額の10％～20％になっており、デザインによって上下します。

設計事務所に限らず、建築会社によってはデザイナーが在籍していたり、デザイナーを手配したりすることもあります。

気になる業者がいる場合、まずは問い合わせてみることで最適な業者を選ぶことにつながります。

◆メリット

デザインリフォームのメリットは、家族や自分好みのデザインを実現できることです。

同じ住環境に長年住み続けていると、「もっと生活を便利にしたい」「今の好みに合ったデザインにしたい」という思いが生まれます。

新築住宅を購入した後も、生活の変化によって、住環境に対する要望の変化は起きてくるかもしれません。

通常のリフォームでも十分快適になりますが、本当に夢を実現させるためには、根本的なデザインを変えることも重要です。

デザインリフォームは新築住宅を購入するよりも低コストかつ、今以上に快適な生活を実現させるというメリットがあります。

デザイナーと入念に打ち合わせを行う中で、プロの意見を参考にしながら理想の家を手に入れることができます。

◆デメリット

デザインリフォームのデメリットは費用と実現性です。

デザイナーによるデザイン費用も加算されるため、通常のリフォームよりも割高になりやすいです。金額は数十万円ほどですが、コストを抑えたい方にとってはデメリットといえます。

また、要望を叶えられない場合があることも考慮しておきたいポイントです。

要望を実現するための材料や技術が揃わなかったり、予算がオーバーしたりと、様々な要因から理想を実現できない可能性もあるのです。

デザインリフォームを行う場合は材料だけでなく、予算についても十分に話し合う必要があります。

限られたコストの中でどこまで理想を実現させるのかは、デザインリフォームを行ううえで非常に重要です。

デザインリフォームは快適な生活が実現できる一方で、コストが割高になる傾向があります。コストは割高になりますが、新築住宅の購入に比べると割安になるケースも多いです。

また、建築会社によってデザイナーを手配してくれることもあります。デザインリフォームを依頼する際は、きちんと相談しながら進めることが必要です。

匠・小山住建はリフォームに関するご相談を受け付けておりますので、ぜひご連絡ください。