◆間取り

モデルハウスを見学する際は、全体の間取りを把握しておくこともおすすめです。

部屋の位置関係や動線を確認しながら見て回ると、そこでの生活をイメージしやすくなります。

また、時間帯ごとの日当たりの変化は、部屋ごとに確認するのがポイントです。

◆外観

住宅のイメージを大きく左右するのが外観です。そのため、モデルハウス見学では外観の確認もきちんと行いたいポイントになります。

住宅の外観には外壁や屋根だけでなく、エクステリアなども含まれます。

少し離れた場所から全体を見て、モデルハウスごとの印象の違いをチェックしましょう。

◆庭のデザイン

住宅のイメージは庭のデザインによっても左右されます。庭用の広いスペースを確保できる場合には、庭のあるモデルハウスを複数比較し、そのデザインの違いに着目してみましょう。

また、高めの塀を設置して囲い庭のようにすることも可能です。

見た目の印象の良さだけでなく、防犯などの機能性の高さも重視した庭にしたいという場合、モデルハウスを参考に根本的なデザインから検討するのがおすすめです。

◆各種設備

住宅には様々な設備があり、それぞれの性能によって生活のしやすさは変化します。

例えば、キッチンやバスをはじめとした水回りには多種多様な設備があり、モデルハウス見学では特徴の違いにも着目してみるのが有効です。

同様にシャッターや防犯カメラ、防犯設備、ガレージ設備、備え付けの冷暖房などの各種設備に関しても、モデルハウス見学でチェックしたいポイントとなります。

家族構成や生活スタイルなどによっても、チェックしたいポイントは変化します。住まいに求めるものは何か、見学する前に洗い出しておくこともおすすめです。

◆見るだけでなく質問もする

モデルハウスを見学する中で、自分の目で見るだけではわからないことも出てきます。そのようなときは、担当者へ質問することをおすすめします。

例えば、断熱材などの目に見えない部分の建材に関しては、担当者に質問することで初めて明らかになることもあります。

モデルハウスを見学する場合、担当者による案内の有無についても事前に確認しておきましょう。

◆できるだけ家族全員で行く

家を建てる際は、家族全員がその家での生活に快適さを感じられることが大切です。そのため、設計には可能な限り、家族全員の意見を取り入れることもポイントになります。

このことから、モデルハウス見学はできるだけ家族全員で行くようにしましょう。

見学後はそれぞれの感想を話し合ったり、魅力的だと思った設備やデザインを共有したりすると、家族の理想の住まい像がはっきりとします。

◆床や壁などを傷つけないようにする

モデルハウスは後日販売されたり、すでにオーナーが決まっていたりするケースも少なくありません。そのような物件はオーナーの好意で屋内の見学ができることから、物件の価値を下げるようなことを行わないよう注意する必要があります。

例えば、床や壁などに傷をつけてしまうと、建物の価値が下がることになります。そのため、見学時はスリッパを用意するなどの配慮が必要です。