上越でデザイン住宅を建てよう!天然素材や無垢材についての基礎知識
天然素材を使うと、住み心地が良くなる・デザイン性がアップするなど、様々なメリットがあります。天然素材を使ったデザイン住宅はとても人気があり、検討している方も多いでしょう。匠・小山住建では、上越を中心に国産天然素材をふんだんに使った注文住宅・デザイン住宅を手がけております。
こちらでは施工で使われる天然素材の種類や従来の家との違い・無垢フローリングの特徴と素材のメリット・デメリットをご紹介します。
目次
天然素材の魅力とは
天然素材はマイホームづくりにおいて、根強い人気を持っています。デザイン住宅にも良く用いられており、素材を天然に変えるだけでとても見栄えが良くなる、というメリットもあるでしょう。
こちらでは、天然素材の種類や従来の家との違いをご紹介します。
施工で使われる素材の種類
新築住宅やデザイン住宅でよく使われている天然素材の種類は、以下のとおりです。
◆1.無垢材
無垢材とは、丸太から切り出して作られる木材のことです。1枚ごとに異なる木目になっており、プリント合板の木目にはない「高級感」が演出できます。また、使用する木材によって雰囲気も異なるでしょう。
また塗装の種類によっては、木の香りを楽しめる点もメリットです。100%天然素材なので、化学物質による人体の影響も心配ありません。無垢材ならではの風合いと優しさには、不思議な魅力があるのです。
◆2.漆喰
漆喰とは、石灰に砂・海藻糊などを加えてペーストにしたものです。日本では古くから家づくりに使われており、壁や塀などの幅広い場所で取り入れられています。二酸化炭素と反応して硬くなる性質があるため、頑丈な壁をつくることができるでしょう。また耐久性・吸湿性・防火性にも優れているという特徴があります。
◆3.珪藻土
珪藻土は、植物プランクトンの化石が海底に堆積しているものを原材料としている天然素材です。粒子の表面に小さな穴が無数にあり、湿度の調節が行えます。また、結露防止やカビの発生を防ぐ効果があるので、天然素材の家づくりをするならぜひ取り入れてほしい素材です。
◆4.畳
い草を編み込んで作る畳も、天然素材の一つです。最近は和室を作ることが減ってしまいましたが、古さを感じないようなおしゃれな和室も人気が高まっています。多目的に使用できる利便性が高い畳も、ぜひ天然素材として利用しましょう。
自然素材の家と従来の家の比較
天然素材を使ってデザイン住宅を建てたいけれど、従来の家とはどのような違いがあるのだろう…という方のために、天然素材の家と従来の家の違いを様々な視点から見ていきましょう。
◆1.住み心地
壁や木に天然素材を使った家は、住み心地が違うとよくいいます。天然素材が部屋の温度や湿度を調節し、においを吸収する効果があるため、従来の家よりも季節を問わずに過ごしやすいのです。
部屋干しをした洗濯物のジメっとしたにおい、料理をした後に残りやすいにおいも気になりにくいでしょう。
◆2.コスト
天然素材を検討する上で重要なのが、従来の家とのコストの違いです。
天然素材の家は、標準仕様ではなくオプションで利用しなくてはならず、追加料金が発生します。その結果、従来の家よりも高くなる傾向があるでしょう。
しかし注文住宅であれば、天然素材かどうかは関係なく、どのようなレベルを希望するかによって工費には差が出ます。天然素材の家は従来の家よりも割高ですが、工夫次第では安く済ませられるかもしれません。
また初期費用は従来の家よりも高くなりますが、維持費は天然素材の方がかからない、ということもよくあります。一時的な費用だけで見るのではなく、長期的な視点でコストを比較してみてください。
◆3.環境面
従来の家は建材を海外から輸入することが多く、その際に大量のCO2が発生します。また、石油やガス・原子力といったエネルギーに依存するので、どうしても環境には負荷がかかってしまうのです。
一方、天然素材であれば国産のものを用いることが多く、輸送時に無駄なエネルギーを使いません。また自然エネルギーを積極的に利用することで、環境にも負荷がかからないでしょう。
◆4.メンテナンス
天然素材を使うと、その後のメンテナンスに手間もお金もかかる、というイメージを持っている方が多いでしょう。しかし、実はそうではありません。年月を重ねれば、確かに家は古くなってリフォームの必要性も高まります。しかし天然素材を使えば住宅が長持ちしやすく、大きなメンテナンスをする必要もありません。天然素材の家は、日々の簡単なメンテナンスだけで十分なのです。
◆5.健康面
従来の家では化学物質を含む建材を使用するため、シックハウス症候群・アレルギー・アトピーなど、健康に悪影響を与えるおそれがあります。天然素材であれば、化学物質による影響を受ける心配はありません。赤ちゃんからお年寄りまで、安心して暮らせるでしょう。
無垢材の特徴やメリット・デメリット
天然素材の中でも、建材としてデザイン住宅などで頻繁に使われているのが「無垢材」です。こちらでは無垢材の特徴とメリット・デメリットをご紹介します。
無垢フローリングとは
無垢フローリングの最大の特徴は、天然木ならではの木目や色合い・木そのものの質感・テイストが楽しめる点です。
時間の経過とともに色が変化していくので、深みも増します。従来の家で使われることが多い複合フローリングは、施工時が一番美しくだんだんと劣化してしまうでしょう。
一方、無垢フローリングは施工時ではなく、使えば使うほど深みが増してどんどん美しくなっていきます。
ただし、無垢フローリングが良い状態を維持できるように、メンテナンスを行わなくてはなりません。メンテナンスを怠ると美しく変化せず、お手入れが行き届いていないフローリングに見えるので要注意です。
柔らかい木をはじめとして、どんな木材であってもちょっとした衝撃で傷がついてしまいます。傷がついてしまったときは「木を膨らませる」という方法でメンテナンスしてあげてください。
また、無塗装のままだとお手入れしづらいので、オイル塗装をするとよいでしょう。水分が大敵といわれる無垢材をコーティングする役割も果たすのが、オイルです。年に1回程度はオイルやワックスで塗装してあげると、キレイな状態が長持ちします。
天然素材ならではの手間がかかる点も多々ありますが、それを特徴だと受け入れて無垢材と向き合いましょう。
素材のメリット・デメリット
無垢材を使用した場合のメリット・デメリットは以下のとおりです。
◆1.メリット
・木のぬくもりが感じられる
無垢材の大きなメリットは、木のぬくもりをダイレクトに感じられる点です。木の断面がそのままフローリングのデザインとなり、まさに自然が作り出した芸術的なデザインに仕上がります。
木そのものが作り出す美しいデザインを見ていると、木のぬくもりが伝わってくるでしょう。
また、木には独特の質感があります。無垢材ではなくては感じられない、どこか懐かしく落ち着く質感は、無垢フローリングならではの魅力です。
・経年変化が楽しめる
無垢材の特徴の部分でも少しお話しましたが、無垢材は経年劣化が楽しめる点もメリットです。時が経つにつれ、無垢材は表情を変えます。最初は真新しく白さが感じられた無垢材も、十数年経過すると色や艶が増し、色も濃くなっているでしょう。
経験とともに表情が変化していくのを楽しめるのは、無垢材だけです。
・夏も冬も快適
無垢材を取り入れると、季節問わず部屋が快適になるでしょう。無垢材には調湿作用があるので、ジメジメとして暑い夏の日には無垢材が水分を吸収し、部屋の温度を下げてくれます。
一方、冬は無垢材がたくさんの空気を含んで、その空気が断熱の役割を果たしてくれるという特徴があります。冷気が無垢材に伝わりづらくなり、足元の冷えを防ぐでしょう。
夏は涼しく冬は暖かく、という快適なデザイン住宅づくりに無垢材が一役買ってくれます。
◆2.デメリット
・傷やシミがつきやすい
無垢材をフローリングとして使用する場合、一般的には質感を生かすために表面のコーティングを施しません。施していたとしても薄くしか行っていないので、キズやシミがつきやすいでしょう。オイルや塗料を塗れば多少は防止できますが、完全に防止することはできません。
ちょっと当たっただけ、ちょっとこぼしただけでも傷やシミがついてしまう点は注意が必要です。特に小さなお子様がいるご家庭は、お子様がよく物を落としてフローリングを傷つけてしまうおそれがあります。
また、水分もすぐに染み込んでいくので、シミになるだけでなくにおいにも注意してください。
・コストや時間がかかる
無垢フローリングは、複合フローリングを使った工事よりも手間がかかります。
また初期費用やメンテナンスのコストもやや割高になります。無垢材を使用すると、コストも時間もかかることは把握しておかなくてはなりません。
・品質にバラつきがある
無垢フローリングは天然素材なので、品質が一定ではありません。できる限り似た品質のものを使用しますが、完全に一緒というわけにはいかず、どうしても品質のバラつきが出てしまいます。
また無垢フローリングは温度の変化を感じやすく、反り・曲がり・割れ・ねじれなどが発生する可能性があるでしょう。
それも無垢材の魅力・個性として捉えられないと、無垢材の使用は難しいかもしれません。
上越で天然素材を使った注文住宅・デザイン住宅をご提案!匠・小山住建
天然素材には、天然だからこその魅力やメリットがあります。一方で、天然だからこその不便さを感じることもあるかもしれません。それも天然素材の特徴として上手に付き合えば、健康で快適な暮らしにつながります。
上越で天然素材や無垢材を使った注文住宅・デザイン住宅をお考えの際は、匠・小山住建にご相談ください。国産材をふんだんに取り入れ、健康に配慮した住宅づくりを心がけております。
日本の気候風土に適したプレウォール工法を採用し、お客様の暮らしにフィットした上越地方での快適なデザイン住宅をご提案します。上越市内のモデルハウスやデザイン住宅の建築現場をご案内いたしますので、お気軽にお問い合わせください。
上越でデザイン住宅の依頼なら匠・小山住建へ
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